愛知県・大村知事が定例会見4月19日(全文1)大変厳しい状況がやってきている
県職員、警察職員の募集について
そして2つ目でございます。採用でございます。愛知県職員、警察職員の募集についてです。今年度実施する職員の募集について申し上げます。記者発表資料の表面をご覧ください。愛知県では大卒程度の第1回試験について、2022年4月の採用に向けまして採用予定数を約285人として実施いたします。なお、第1回試験においては警察職員につきましても約15人を採用する予定でありまして、県職員と警察職員を合わせた採用予定数は約300人となります。 次に下段の2をご覧ください。1はそれぞれの職種別のあれですね、内訳ということでございます。そして2ですが、心理と社会福祉の区分につきましては、30歳から59歳までの方を対象とする特別募集を引き続き実施いたします。県では児童虐待の防止対策として、これまで専門職員の心理職、社会福祉職について計画的に増員し、体制の強化を図っておりますが、児童虐待の相談は複雑困難なケースが増加し、相談対応件数も著しく増加しており、専門職員の質と量の確保がいっそう重要になっております。そこで、より経験豊富で専門性の高い人材に来ていただくため幅広い年齢層の方を対象に募集するもので、今回で3回目となります。ということでございます。 そして続きまして裏面の3をご覧ください。民間企業等職務経験者を対象とした愛知県職員・警察職員採用試験につきましては今年の2月25日に発表いたしましたが、4月募集と7月募集の年2回実施をいたします。その1回目となる4月募集につきまして、大卒程度の第1回試験と同じ試験日程で実施をするということにいたしました。
職務経験年数を7年以上から3年以上に短縮
主な変更点といたしましては試験の年2回実施のほかに3つありまして、1つ目は受験資格となる職務経験年数を7年以上から3年以上に短縮する。2つ目は、原則4月1日としていた採用日を合格者の状況が調い次第随時、要は毎月採用するということ。そして3つ目は、試験区分にICTを新設したということ。こうしたことにより、より若い方に門戸を広げるとともに、DX等を推進するデジタル人材など、専門性の高い職員の確保を目指してまいります。愛知県職員として「あいちビジョン2030」の基本目標である「暮らし・経済・環境が調和した輝くあいち」を一緒に実現していくことに興味をお持ちの方は、ぜひ受験を検討していただきたいと思います。多くの有為な人材をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。 ということで、社会人採用というか、ちょっと補足をいたしますと、まず定員でございますが、この大卒予定の285人というのは、去年が280人なので5人を増やしておりまして、その前が260人なので若干増やしているということでございます。そして心理・社会福祉職は去年20年なので、10人増やして30人。児相のやはり職員を増やしていきたいということで計画的に増やしていきます。ということでございます。 そして、なのでございますが、補足をいたします。1つは、まずこの競争試験全体で、女性の採用者数について、国のほうは全体で合格を35%、国家公務員総合職について35%を目標にしておりますが、私どもは、今年の4月1日採用では39.2%が女性であったということでございまして、計画、着々と進んでいるということでございます。 それから、職員数でございますが、全国的にいうと、来年度については今のところ発表したのを聞くと、東京都はオリンピックが終わるので減少と。あと北海道、大阪は増加と。これは退職者の増減ということでお聞きいたしております。私どもは285人でありますので、だいたい他県並み、同じぐらいの規模でいうと、他県並みということかなというふうに思っております。 心理・社会福祉の特別募集は、2019年度から実施をし、順次増やして今度は30人を募集すると。計画的に増やしていきたいということでございます。名古屋市を除く県内10カ所の児童相談センターにおいて、そうした専門職員を配置し、児童虐待に関するそうした専門的な相談を受けていくということでございます。