専業主婦が年金を「月10万円」以上もらいたい場合、60歳までどれだけ働く必要がありますか? 30歳で結婚するまで「年収300万円」で働いていました
年金で毎月10万円にするにはどれくらい働けば良いか
毎月10万円の年金を受け取るには、今回の前提では月額で1万7749円、年間では21万2993円不足しています。 今回は40歳から60歳までの20年間か、50歳から60歳までの10年間で、どれくらい働けばこの金額の年金を受け取れるのかを計算していきます。 計算式に当てはめると、必要な平均標準報酬額は40歳からの場合は17万円、50歳からの場合は34万円必要です。平均標準報酬額は区分によって必要な最低年収は異なりますが、今回は概算ということで平均標準報酬額の12ヶ月分として計算します。この場合、40歳からの場合は年収204万円、50歳からの場合は年収408万円となります。
まとめ
30歳まで年収300万円、その後は専業主婦(夫は会社員)だった場合、65歳以降に受け取れる年金の金額は月額で10万円には届きません。 そして、おおよその計算では、40歳からの場合は年間200万円、50歳からの場合は年間400万円程度稼げば、30歳までの分と合わせて10万円に届きます。将来受け取りたい年金額の目標金額がある場合、自分に当てはめて計算してみましょう。 出典 日本年金機構 老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額 日本年金機構 令和2年9月分(10月納付分)からの厚生年金保険料額表(令和5年度版) 日本年金機構 は行 報酬比例部分 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部