【競技担当が注目】悲願の金メダルへ "リレー侍" パリの地で復活なるか
チームジャパンの大黒柱で精神的支柱となっているのが、五輪3大会連続出場、"ベテラン"となった桐生選手です。「飯塚翔太が…おっちゃんがいますからね(飯塚選手は4大会連続出場)」とちゃかしながらも、「4継は自分のなかでも特別だから、終わった後にしっかり全員で喜びを分かち合いたい」と気を引き締めます。チーム内で唯一、3年前の悔しい経験をしている桐生選手は、「チームとしてはメダルを狙っているし、僕自身金メダルを持っていないので、しっかり金メダルをとれるように」と、リベンジを誓いました。3走での出走に期待のかかる桐生選手には、土江ディレクターも「これまでのすべてのメダルには桐生が絡んでいる」と、信頼を寄せています。 ダイヤモンドリーグ出場後、フランス入りし、現地で調整を重ねているリレーチーム。ここにサニブラウン選手も加わり、どんな走りを見せてくれるのか。気になるオーダーについて土江ディレクターは、「これまでのリレーだと、だいたいこのオーダーという基本のオーダーがあった。今回の場合は、8人すべてがリレーにとって非常に重要な選手。どういうオーダー、メンバーでいっても金メダルを狙っていけるようなメンバーがそろった。我々としては采配が難しい」と頭を悩ませていることを明かしました。 (日本時間)8月8日に予選、10日に決勝がおこなわれる、男子4×100mリレー。悲願の金メダル獲得なるか、日本チームの入場パフォーマンスにも注目です。