M・マクグリービーが大会レコードで日本初V! 逆転優勝を狙った松山英樹が試合後に明かした「勝てなかった理由」とは?
4日間でボギーはわずかに一つ
その松山を抑え、通算22アンダーというトーナメントレコードで優勝したマクグリービー。驚くことに、4日間のラウンドでボギーを叩いたのはわずかに1度というアグレッシブ&ステディーなゴルフを見せた。 「練習ラウンドのときから両サイドの林に入れないことを第一に考えていました。林さえ避ければ、グリーンに乗せることができるだろうと。実際、そのようにプレーできたと思います」 もちろん、攻めるところはしっかり攻めなければ、22アンダーでは回れない。綿密なコースマネジメントの下、正確なショット、巧みなパッティングでスコアを着々と伸ばしていた。 今季は米下部ツアーを主戦場としていたが、2勝を挙げてポイントランキング2位になっている。来季は米ツアーで戦うことになるが、今回のようなゴルフを続けていけば、上位で戦える可能性は十分ある。 「今回、松山選手とラウンドできたことは、自分にとっていい財産になります。怖い気持ちよりもワクワクした気持ちで望めたらいいですね」 今大会の歴代優勝者にはタイガー・ウッズやブルックス・ケプカなど、世界のトッププレーヤーが名を連ねている。米国生まれの29歳にとっては、来季に向けて今回の優勝がいい手土産になったことは間違いない。
ゴルフのニュース編集部