ボルシアMGがDFBポカール1回戦勝利 現地紙は先発フル出場の板倉に高評価「良くなかった昨季から改善の途上にある」
敵地で逆転勝利
17日(現地時間)、日本代表DF板倉滉の所属するボルシアMGはドイツの国内カップ戦DFBポカール1回戦でエルツゲビルゲ・アウエと対戦し、3-1で勝利した。この試合に板倉はセンターバックのポジションで先発し、フル出場して勝利に貢献した。 ボルシアMGは序盤の8分にアウエに先制ゴールを許す苦しい立ち上がりとなったが、35分にMFフランク・オノラのオーバーヘッドシュートが決まって1-1の同点で前半を終える。後半に入るとボルシアMGはさらに攻勢を強め、52分にDFルカ・ネッツ、70分にFWアラサヌ・プレアがそれぞれゴールを決めて3-1で勝利し、アウェイの地で2回戦進出を決めた。 試合後、ドイツ紙『Bild』は6段階評価(1が最高、6が最低)によるボルシアMG各選手のパフォーマンスに関する採点を発表し、板倉には評価点2の高評価とともに以下のような寸評も加えている。 「30分に獲得したコーナーキックの場面では見事なヘディングシュートを放ったが、アウエのGKマルティン・メネルに止められた。それ以外にも試合の各局面にしっかりと関与し、良いポジショニングを取り続けていた。良くなかった昨季から改善の途上にあるように見える」 ボルシアMGは、来週23日にレヴァークーゼンとのブンデスリーガ開幕戦を控えている。17日に行われたDFBスーパーカップではPK戦の末にシュツットガルトを下して優勝した昨季のドイツ王者レヴァークーゼンといきなり対戦することになるが、果たしてどのような戦いぶりを見せるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部