町田痛恨敗戦、残り3試合で首位神戸と勝ち点差7…降格決定の鳥栖は13試合ぶり希望の勝利
[11.3 J1第35節 鳥栖2-1町田 駅スタ] FC町田ゼルビアがJ2降格が決まっているサガン鳥栖を相手に痛恨の黒星を喫した。残り3試合で首位のヴィッセル神戸との勝ち点差は7となった。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 2日前に神戸が勝利していたことで絶対に負けられない戦いとなっていた町田だが、ここ最近勝てていない負の流れは、降格決定チームを相手でも止められなかった。 鳥栖に先制を許したのは前半20分、DF原田亘の右クロスを、J1初先発の17歳FW鈴木大馳に決められてビハインドを背負う。 後半に入ると積極的なメンバー交代でリズムを掴みにいった町田は21分、DFドレシェヴィッチがロングスローの跳ね返りを鮮やかなボレーで押し込んで同点とする。 しかし後半39分、鳥栖にCKを与えると、ファーに詰めたMF寺山翼にヘディングで押し込まれ、勝ち越しを許す。5戦勝ちなしで優勝争いから大きく後退した。 一方の鳥栖は前節の敗戦で14年ぶりのJ2降格が決定していたが、17歳FW鈴木、そして今季加入のMF寺山のJ1初ゴールで町田を相手に勝利。鳥栖の勝利は7月6日の新潟戦以来で13試合ぶり。ホームでの勝利は6月22日の京都戦以来となった。