“3000店のスーパーを知る”マニアが明かす「うなるほどウマいPB食品」4選
②ライフ
続いては、だしとめんつゆ。これまでに全国各地のPB商品をたくさん実食してきましたが、どんな料理シーンにも活躍してくれる総合力に秀でているのが、ライフのPB商品です。ライフには4つのPBがあり、素材・製法にこだりおいしさを追求した「ライフプレミアム」のシリーズで、「ライフプレミアム そのまま飲んで美味しい贅沢なあご入りおだし」(861円)と「ライフプレミアム 旨みとだしが自慢の贅沢な濃厚つゆ」(473円)は、我が家の定番になっています。 鹿児島県枕崎産の鰹枯節、熊本県産のうるし節、北海道産の真昆布など産地指定のこだわり海産物や、兵庫県産の赤穂の焼塩などの国産素材をブレンドして作られていて、遠赤外線でじっくりと焙煎することで、あご (トビウオ)の旨味とコクを引き出しています。だしパックは煮出して使うだけでなく、袋を破いて中身を調理に使うのがオススメ。だし粉をたっぷり使った炒飯は絶品です。
③紀ノ国屋
続いては、高級スーパーマーケットの老舗である紀ノ国屋から。紀ノ国屋は2010年にJR東日本の完全子会社となったことで駅周りの店舗が増え、オンラインショッピングでも多くの商品が購入可能になっています。紀ノ国屋PBの中で強い個性を見せるのが、ジャム。他スーパーにはないこだわりのフレーバーが大充実しています。私のオススメは、貴腐ワインを浸漬させたレーズンに加糖練乳やバターを加えたスプレッド「紀ノ国屋 貴腐ワイン漬けレーズンバター」(929円)。 トーストに乗せて食べるだけで、一気にハイクラス気分になること間違いありません。お酒に合わせてクラッカーに添えたり、豚肉料理に添えるのも最高で、普段の食料品の中にこのスプレッドを組み合わせるだけで、食卓が格上げされることでしょう。 スーパーのPBジャムといえば、リンゴバターブームを作り出したツルヤ(長野を拠点にプレミアムなPB作りで全国にファンを持つローカルスーパーマーケット)が有名ですが、紀ノ国屋も負けていません。