「片付けられない…」そんなあなたも大丈夫!プロが教える、家の中をキレイに保つ6つの方法
4. 買い物は、明確な意図をもって
ロバートソンによると、クライアントの家を片付けるのは、実態調査のようなもの。このような仕事をするといつもやる気をもらい、自身の家で不用品を処理するのだと言います。「もう、生活の一部ですね。何も考えずに過ごしていると、ものは増える一方ですから」と明かします。 彼女にとって、こうした整理整頓は毎週(毎日といっても過言ではないかもしれません)行われるべきこと。無駄をなくすためには、必要なことなのです。ロバートソンは買い出しに行く前、冷蔵庫をくまなくチェックし、スペースを空けて拭き掃除をし、新しい食べ物を迎え入れる準備をします。 また、新たな季節に向けて衣替えを終えたら、自分自身にこう問いかけるそうです。「この季節、自分は本当にこれを着て出歩きたいのか」。即答できなかったら、その服は寄付へ。それから、「何らかの意図をもって買い物をする」という習慣もつけています。 何かを捨てる際、スマートフォンに「替えが必要なもの」についてのリストをつくります。「ハイな状態で買い物はしません」とロバートソン。「明確な意図をもって行動するようにしています」
5. ものを「手放す」ことを学ぶ
突き詰めると、整理できないようなものは処理すべき、というのがロバートソンの意見です。「私は『目が届く範囲のものを所有しよう』と呼びかけています」と彼女は言います。つまり、洗濯物が散らばっていたり、壊れたバッグのハンドルをいつまでも修理に出せないでいるようだったら、「持ちすぎ」ということ。 「周囲をごちゃごちゃとさせて、必要でない大量のものたちの整理に追われるほど、ひどい気持ちになることはありません」とロバートソン。「部屋を汚染させているとさえ言えます」
6. 不要品置き場をつくる
ローリーも、不用品を手放すための戦略を練ることの重要性を説きます。「ワンクリックでショッピングが完了する今、簡単に新しいアイテムを自宅に招き入れることができます。けれど、それらを処分する方法は比べものにならないほどアナログなのです」 そんなローリーが明かしてくれた秘訣は、処分が必要なものを置いておく場所を決めるということ。ドア近くなどが理想的です。「我が家にはベンチがあって、私はそこに腰掛けて靴を脱ぐのですが」と彼女は言い、続けます。「このベンチは必要以上に長いんです。だから、私はここを処分、あるいは手を入れなければいけないものを置く場にしています」 こうした「もの」には、テーラーに持っていく洋服、修理が必要な靴、リサイクルショップへ渡すボウルなどが含まれると言います。「家から出すものを置く場所を決めておけば、部屋の中なかがそうしたものでいっぱいになる心配はありません」と彼女。「家を散らかった状態にしない秘訣は、不要品などを定期的に家から外に出す習慣をつくることです」 ※本記事は、House Beautifulからの翻訳をもとに、モダンリビング デジタルが編集して掲載しています。