2025年大阪・関西万博のボランティア専用HP開設 吉村知事「目標として2万人の募集」 詳細は1月中旬に発表へ
大阪府などは20日、2025年大阪・関西万博ボランティア専用ホームページを開設したと発表した。ボランティア募集の詳細については、来年1月中旬に発表するとしている。大阪府の吉村洋文知事は同日行われた定例会見で「多くのボランティアのみなさんの募集をしていきたいと思います。目標として2万人の募集を大阪市と公益社団法人2025年日本国際博覧会協会と行います。万博というこの理念に賛同していただける方に参加をいただけたらと思っています」と述べた。 【動画】2025年大阪・関西万博のボランティア専用HP開設について語る大阪府の吉村洋文知事
発表によると、国内外から万博会場や大阪・関西を訪れる人に、万博会場での案内や歓迎、主要駅や空港などで万博情報などの案内。大阪ヘルスケアパビリオンで来館者サポートを行うボランティアを来年1月中旬から募集する予定で、今回はそれに先駆け、ボランティアの専用ホームページを開設したという。
吉村知事は同日午後に大阪府庁で行われた定例会見で今回の募集についてふれ「2800万人の方が訪れ、150~160か国の国々が一堂に会して、半年間共存するということになります。これは世界でなかなかない場面ですし、今後、日本においてもそう簡単に出てくる場面ではないと思います。この万博に協力してもいいというボランティアの方を募集します」と述べた。
報道陣からは「どのような人に参加していただきたいか」という質問があった。それに対し、吉村知事は「詳細はこれからですけれども、やはり語学に堪能じゃなくてもチャレンジしたいという人に入ってもらいたいと思います」と答えた。 また「世界150~160か国の人が来ていろんな言語が飛び交うことになります。いちばん多いのは英語だと思いますが、ふれあってサポートしたいという方にボランティアに参加してもらえたらと思います。未来を作っていく万博でもあります。万博に行けば世界がそこにありますから、世界の価値観に若い学生さんがふれてもらえたらいいなあと思います」と続けた。 ・2025年大阪・関西万博ボランティア専用ホームページ https://www.expo2025-volunteer.com/pr/