千葉ロッテマリーンズ・岡大海(C)産経新聞社

5月19日、プロ野球の公式戦6試合が行われた。 広島[9-3]巨人 DeNA[2-3]中日 阪神[7-2]ヤクルト オリックス[3-2]楽天 ロッテ[4-3]日本ハム ソフトバンク[2-1]西武 広島東洋カープが大勝。広島は3点を先制された直後の1回、末包昇大の1号3ランなどで逆転に成功。中盤には菊池涼介の2号ソロなどで追加点を奪い、11安打9得点を挙げた。投げては先発のアドゥワ誠が、6回途中3失点と試合を作り4勝目。読売ジャイアンツは先発の高橋礼が1回4失点と誤算だった。 中日ドラゴンズが接戦を制した。中日は1-1の6回、代打・大島洋平のタイムリーで勝ち越しに成功。投げては先発の柳裕也が5回1失点で今季3勝目を手にした。横浜DeNAベイスターズは11安打2得点と打線が繋がりを欠いた。 阪神タイガースが快勝。阪神は2-2の4回に、才木浩人の押し出し四球で勝ち越しに成功。その後も近本光司のタイムリーなどで追加点を挙げた。投げては先発の才木が、6回2失点の好投で5勝目を手にした。東京ヤクルトスワローズは先発の石川雅規が試合を作れなかった。 オリックス・バファローズが延長10回にサヨナラ勝ち。オリックスは初回、森友哉の犠飛で幸先良く先制。5回にも追加点を挙げてリードを広げたが、9回に同点を許してしまう。しかし延長10回、宗佑磨のタイムリーで劇的サヨナラ勝ちを収めた。東北楽天ゴールデンイーグルスは9回、村林一輝のタイムリーなどで追いついたが、あと一歩及ばなかった。 千葉ロッテマリーンズがサヨナラで接戦を制した。ロッテは序盤、ソトのタイムリーなどで3点をリード。8回に追いつかれたが、9回に岡大海の5号サヨナラ本塁打が飛び出した。3番手の益田直也が今季初勝利。北海道日本ハムファイターズは終盤、野村佑希の一発などで追いついたが、9回に力尽きた。 福岡ソフトバンクホークスがサヨナラ勝ちで4連勝。ソフトバンクは1点を追う9回、柳田悠岐のタイムリーで追いつくと、最後は近藤健介のタイムリーで逆転サヨナラ勝ちを収めた。2番手のヘルナンデスが今季2勝目。埼玉西武ライオンズは先発の武内夏暉が好投も、痛い逆転負けで5連敗。