アーセナルMFサンビ・ロコンガ、セビージャに買取OP付きレンタル移籍か
アーセナルに所属しているベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガが、セビージャへの移籍に近づいているようだ。11日、イギリスメディア『アスレティック』や同『スカイスポーツ』などが伝えている。 現在24歳のサンビ・ロコンガはアンデルレヒトの下部組織出身で、2017年12月にトップチームデビューを飾った。2021年7月にアーセナルに完全移籍すると、加入当初は出番を得たものの、その後は出場機会にあまり恵まれず。公式戦通算39試合出場にとどまり、2023年1月にクリスタル・パレスにレンタル移籍となると、2023-24シーズンはルートン・タウンへレンタル移籍を果たし、公式戦19試合出場で1ゴール3アシストを記録した。 レンタル移籍期間満了に伴い、アーセナルに復帰したサンビ・ロコンガだが、今夏の移籍市場で再びチームを離れることになりそうだ。 報道によると、セビージャはサンビ・ロコンガをレンタル移籍で獲得することでアーセナルとクラブ間合意に達したという。なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、給料はセビージャが全額負担する模様で、契約には1200万ユーロ(約21億円)での買い取りオプションも付随しているようだ。 さらに、『アスレティック』によると、買い取りオプションが行使されて完全移籍になった場合、アーセナルには将来移籍した際に発生する25パーセントの売却条項も付随していることが明らかになっている。また、フィオレンティーナはより高い入札を準備していたものの、サンビ・ロコンガ自身がセビージャ移籍のみを希望したため、同クラブに移籍することも伝えられている。
SOCCER KING