【困窮】オーストラリアの“炊き出し”に日本人急増!?厳しいワーキングホリデーの実態…「計画性なく来てしまう」
ワーキングホリデーではなく“出稼ぎ”に近い形に…
サヘル・ローズ氏: 若い時って勢いとか、なんとかなるでしょうみたいな感覚があると思うんですけど、法律だったりルールだったり、生活する環境って個人で言葉が分からないところは本当に大変なので計画性は本当に必要ですよね。下調べをしないと厳しい。 大空幸星氏: 本来の制度の趣旨と完全にずれてますよね。異文化交流、相互理解、それをやるための休暇、そのための制度であって、就労制度ではないし、就労ビザでもないんです。ただ現実的には異文化交流・相互理解のために行っている人は正直ほとんどいないと思います。要は、海外移住に、出稼ぎに近い形になっていますよね。 これは、日本の政治家がものすごく危機感を持たないといけない話で、日本から海外に抜け出そうという意図で若い人がどんどん流出しているという話なんですね。ワーキングホリデーから就労ビザに切り替えるのは難しいができなくはないんです。そこから長期滞在になって帰ってこないという人も一定数います。 それを考えると、国内で実質賃金が30年なかなか上がっていないなどの雇用の問題に目を向けていくのがアプローチの一つで、そして行く人も制度の理解をすべきですね。これは異文化交流の制度であって、そんな簡単に働けない。現地の雇用を奪って働くということですから。その理解をまずは持っていただきたいと思います。 (『めざまし8』 2024年8月20日放送より)
めざまし8