【箱根駅伝】「ホンゲラ!」2区区間賞のエティーリ、母国語での祝福に笑顔
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走 往路(2日、東京・大手町読売新聞東京本社前-神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場入り口=5区間107・5キロ) 2区で12人抜きを演じ、区間記録を18秒更新(1時間5分31秒)した東京国際大のケニア出身のリチャード・エティーリ(2年)が母国語での呼びかけに喜んだ。 中継した日本テレビのアナウンサーが「ホンゲラ!」とスワヒリ語で「おめでとう」を意味する言葉で呼びかけられると笑顔をみせた。その後は通訳が入って英語でのやりとりとなり、区間記録について「ベリーハッピー」と答えた。初めての2区については「タフだったがベストをつくした」と感想を語った。 エティーリは14位でタスキを受けると驚異的なペースを刻み一気に追い上げて駒大との2位争いを演じ、16キロ過ぎのくだり坂では駒大のエース、篠原倖太朗(4年)を引き離しにかかるなど、“花の2区で”圧倒的な存在感をみせつけた。
報知新聞社