日曜日は全国的に雨 警報級の大雨の所も 3連休の天気のポイントは?
23日振替休日 秋晴れでお出かけ日和
3連休最終日の23日(月:振替休日)は、秋雨前線は日本の南に南下し、低気圧も日本の東へ進むでしょう。九州南部や沖縄は前線に近いため雨が降りやすいですが、そのほかの地域は、天気は回復して日中は広く晴れそうです。大陸から移動してくる高気圧に覆われるため、カラッとした秋晴れになる所が多くなる見込みです。 日中の気温は九州から関東にかけては、30℃くらいの所が多くなるでしょう。汗ばむ陽気ではありますが、湿度は低いため、これまでのような不快な暑さは和らぐ見込みです。日陰では過ごしやすく、朝晩は上着が必要となるくらいまで気温は下がりそうです。北陸や東北は25℃前後、北海道では20℃に届かない所が多くなるでしょう。
大雨 土砂災害の前触れは
大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。 1つめは、がけや地面にひび割れができることです。 2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。 3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。 4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。 そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。
日本気象協会 本社 牧 良幸