YouTuberのsuuさんが日本二輪車普及安全協会が主催する「ベーシックライディングレッスン」を体験!
1. 受付・開講式・乗車準備
■1-①. 受付 BRLの一日は受付から。8時20分から始まって、レッスン中に着用するゼッケンや実技講習カード、二輪車安全運転推奨シール(条件を満たすとステップアップする)」などを受け取る。 ゼッケンの色は講習中のグループ分けを意味していて、黄色が「初めて参加、運転に自信がない方」、緑色が「初心者」となっている。色の選択は自己申告だが、レッスンが始まった後でも緑色から黄色に変更することもできる。 なお、参加募集はWEB上で行われており事前予約制。日本二普協の公式サイトから各地域の開催情報ページに進むことができる。開催スケジュール、講習時間、申し込み方法、参加料金といった詳細は地域によって異なっているので注意。参加資格(二輪車防犯登録への加入、胸部プロテクターの装着など)も明記されているので確認しておこう。 また、受付では車両点検チェックシートも配布されるので、講習開始前に自分でチェックしておく。特に「ブタと燃料(ブレーキ、タイヤ、灯火器類、燃料)」の項目は重要だ。走行中のガス欠は転倒につながってしまうので、必ず確認を。 ■1-②. 開講式 開講式では、職員や指導員の紹介のあと、主催・関係者からの挨拶があり、参加者への諸注意や各種案内が行われた。休憩時間は多めに設定されているが、トイレと自動販売機の場所はしっかり確認しておきたい。 ■1-③. 乗車準備 乗車準備は、バイクに乗る前の大切なことを確認する時間だ。まずはヘルメットやウェア、プロテクターなど服装のチェックから。警視庁の女性白バイ隊「クイーンスターズ」の隊員が身振り手振りで教えてくれた。特に、ヘルメットのあごひもをしっかり締めることの重要性が伝えられた。 続いては乗車姿勢の説明となったが、隊員の指導で参加者が実際に行ったのは、ニーグリップ時のつま先と膝の関係性を体感すること。つま先が外側に開いているとうまくグリップできないが、つま先をしっかり進行方向に向けていると膝がしっかり自然にグリップさせられる。 最後は、全員で柔軟体操を行った。重たいバイクを扱う際には、ちょっとした負荷で捻挫などのケガをすることもある。各部の関節や筋の状態を確認しながら念入りにほぐしていく。