綿貫陽介 ストレート勝ちでシード撃破、全豪OP予選白星スタート<男子テニス>
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は7日、男子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク345位の綿貫陽介が予選第30シードで同140位のJ・セルンドロ(アルゼンチン)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで下し、予選2回戦進出を果たした。 26歳の綿貫は予選を含めると同大会5度目の出場。2023年は予選3試合を勝ち抜き本戦入りを果たすと、本戦1回戦でも勝利を収めた。昨年は本戦から出場し、1回戦でM・キツマノビッチ(セルビア)に敗れている。 その綿貫は今大会にプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用して出場。 両者初の顔合わせとなったこの試合の第1セット、綿貫は第3、第5ゲームで2度のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットで1度ブレークを返されるも、直後のリターンゲームで再びブレークを奪いこのセットをものにする。 続く第2セット、両者1度ずつブレークを奪い迎えたタイブレークで、綿貫が一気に5ポイント連取し先行。3ポイント返されるもリードを守り切った綿貫が勝利を収めた。 勝利した綿貫は予選2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク338位のB・エリス(オーストラリア)と対戦する。エリスは予選1回戦で同207位のA・エスコフィエ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。