富岡西 おにぎりモグモグ 元気、やる気100倍 /徳島
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会へ向け、厳しい練習を乗り切るためにもエネルギー補給は欠かせない。21世紀枠で出場する富岡西では練習の合間に「おにぎりタイム」を設け、万全の体調で練習ができるよう力を蓄えている。 練習も中盤に差し掛かった頃、人数分のおにぎりを運ぶマネジャーが選手の元へ。17合の白米を炊きあげて作ったおにぎりに選手たちは「いただきます」と一斉にかぶりついた。空腹時は集中力が下がり、けがが多くなる事を懸念して導入した。森野冬麻選手(1年)は「食べると元気が出て、その後の練習も頑張れます」と肉みそおにぎりをほおばった。 味付けも日によって代わり、鶏そぼろやチャーハンなど多種類にわたる。マネジャーの広岡夏帆さん(2年)は「作っている時も選手が食べている姿を思い出すとうれしくなる。おにぎりで活力をつけて、その後の練習も元気にプレーしてほしい」と笑顔を見せた。【岩本桜】