ダルビッシュ有「すぐホームラン入るんちゃう?」豪華なロッカー「すごいね!」初エスコン「素晴らしいスタジアム」
パドレス・ダルビッシュ有投手(38)が8日、古巣・日本ハムの新本拠地エスコンを電撃初訪問した。秋季キャンプ中のチームを激励し、全体練習後にはサプライズ自主トレも敢行。プライベートの来場で取材対応はなかったが、球団を通じ「初めてエスコンFに来ましたが、聞いていた通り素晴らしいスタジアムでした。ファンとの距離も近く、良い雰囲気だなと感じました」とコメントした。 【写真】帰還を祝う画像がビジョンに映し出された 午後2時19分。日米203勝のレジェンドOBはド派手なウェルカムビジョンに歓迎され、貸し切り状態のグラウンドに登場した。1学年上で親交の深い宮西が「世界の後輩のために来たよ」と練習相手を務める中で軽めのノックなどを行い、WBCで共闘した伊藤ともマウンドで記念撮影。ダルが「自分がここにいても全然違和感ない」「(広さ的に)すぐホームラン入るんちゃう?」と話すなど談笑した。 午前中はバックネット裏の部屋から練習見学し、豪華なチームロッカーには思わず「すごいね!」。その後は左翼側にある自身とドジャース・大谷が描かれた巨大壁画に直筆でサインし、グッズ売り場で買い物まで…。ファンが騒然とする中で充実の時を満喫した。 自身は札幌Dが本拠だった05年からの7年間で通算93勝。古巣激励は16年2月の米アリゾナキャンプ以来、北海道で公の場に姿を現すのは12年以来12年ぶりだった。メジャー挑戦後も「F」ロゴが入った帽子を愛着するなど日本ハムファンを公言。以前からエスコン訪問を計画していただけに「やっと来ることができました。ファイターズの来季の躍進を期待するとともに、自分も良いシーズンを送れるようしっかり準備していきたい」と明るくエールを届けた。(堀内 啓太)
報知新聞社