ECサイトのアクセス数アップのポイントは、自社にとって「エンゲージメント」が高いユーザーを意識すること
EC事業の売り上げを伸ばすためには「セッション数を増やす」しかない!
大正解! これはあくまで「売上の公式」を目安にした場合だけれど、「セッション数」を増やすことが大切なわけだ。もちろん、客単価アップやコンバージョン率アップのための改善施策を実施した上でね。
よし、これからじゃんじゃんセッション数を増やしていくぞ~。とにかく集めまくるぞ~!
ちょっと待った! せっかくなので、もう少しセッション数について深掘りしていきたい。闇雲にセッション数を集めても売り上げにはつながらないんだよ。 ネッタヌ君は「エンゲージメント」って言葉、聞いたことあるよね?
はい。最近、いろいろなところでエンゲージメントって言葉を耳にしますし、「ネットショップ担当者フォーラム」でもたびたび出ています。ただ、いまいちエンゲージメントの意味が腹落ちしていなくて……。
エンゲージメントは直訳すると日本語で「婚約」「約束」「契約」という意味なのだけれど、これだとわかりにくい。ビジネス的な使い方だと「親密さ」「結びつき」「共感」を意味するけれど、これでも頭にスッとは入ってこないよね。 「自社のネットショップにおけるエンゲージメントの高いお客さま」みたいな表現をすると、もう少しわかりやすくなるかもしれない。
自社のネットショップにおけるエンゲージメントの高いお客さま……。もしかして、「自社のネットショップのことが大好きなお客さま」ってことですか!?
うん。それくらいの理解で覚えておいてもらえると良いと思うよ。 では、なぜこの「エンゲージメント」という言葉を出したのか。それは、ECサイトのセッション数を増やす上で、この「エンゲージメント」が重要になってくるからなんだ。ここを覚えておいてほしい。
ん? なんだか期待していた「真実」っぽい話?
エンゲージメントが高いユーザーを集めよう
つまり、闇雲にセッション数を集めるのではなく、「エンゲージメントが高いセッションを集める」ことが大切なんだ。もちろんセッション数を集める時点では、「エンゲージメントが高い『可能性がある』お客さま」ということになる。