身近な「溝」と「隙間」が危険? 今すぐ対策!高齢者の事故を未然に防ぐ3つのポイントとは?
まだまだある、こんな危険
また、NITEは「点火」についての危険性も同時に示唆しています。 調理中にガスコンロの奥にあるものを取ろうとして衣服に着火する、火が消えきっていないライターをポケットやカバンに入れて着火する、といったような点火にまつわる事故も発生しているようです。 高齢者にとってはガス火の青色が見えにくいこともあるため、近づきすぎないように環境を整えたり、ライターの使用後は火が完全に消えたことを確認する習慣をつけるなどの対策が必要です。 石塚「どんどん長寿で長生きするようになってきているけど、その分リスクを背負って生きているよね」 石塚は、事故が起こらないように注意深く意識を向けることの必要性を語っていました。一般の人や若い人にとっては気にも留めないような事でも、高齢者にとっては命に係わる危険になり得ると知ることが、高齢者の事故を未然に防ぐ第一歩なのだそうです。 今回のNITEの発信は、高齢者の身近に潜む危険について考えるきっかけになりそうです。敬老の日を契機に、利用者本人・家族・介助者など周囲の人たちも一緒になって、高齢者の生活環境に潜む危険について今一度確認してみてはいかがでしょうか。 (吉村)