緊迫度を増す南シナ海情勢:フィリピンから考える海洋における法の支配の促進
【Profile】
高木 佑輔 政策研究大学院大学准教授。専門は東南アジア地域研究、政治学。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位修得退学。博士(法学)。デラサール大学(フィリピン)助教授、在フィリピン日本大使館専門調査員等を経て現職。著書にCentral Banking as State Building: Policymakers and their Nationalism in the Philippines, 1933-1964 (National University of Singapore Press in association with Kyoto University Press. 2016)=第34回大平正芳記念賞受賞=。2024年に第20回中曽根康弘賞(奨励賞)受賞