14年ぶりにユース時代を過ごした古巣に復帰 コウチーニョはヴァスコ・ダ・ガマへの1シーズンのレンタル移籍が決定
23-24シーズンはカタールに
アストン・ヴィラに所属するフィリペ・コウチーニョ(32)がブラジル、ヴァスコ・ダ・ガマへ1シーズンのレンタル移籍をすることが決定した。英『BBC』など複数メディアが報じている。 ヴァスコ・ダ・ガマのユース出身のコウチーニョは同クラブでプロデビューする前からヨーロッパのビッグクラブから注目を集め、2008年にインテルへ移籍。しかし当時16歳だったコウチーニョは年齢の関係でセリエAでは出場できないため、2年間レンタル移籍という形でヴァスコ・ダ・ガマでプレイした。 その後、2013年冬に移籍を果たしたリヴァプールで大ブレイク。リヴァプールでは公式戦201試合に出場し54ゴール43アシストをマークした。2018年にはバルセロナへの移籍を決断したコウチーニョだったが、怪我の影響もあり思うような結果は残せず。バイエルン、アストン・ヴィラへのレンタル移籍を経て、2022年にアストン・ヴィラへ完全移籍を果たす形となった。 プレミアリーグへ復帰した同選手だったが、絶対的な存在になるまでには至らず、昨夏にカタールのアル・ドゥハイルへレンタル移籍し、公式戦23試合出場で7ゴール3アシストを記録していた。 今夏の去就が注目されていたコウチーニョだが、ユース時代を過ごした母国のヴァスコ・ダ・ガマへのレンタル移籍を果たすことに。退団した2010年以来14年ぶりに古巣に復帰することが決まった。
構成/ザ・ワールド編集部