効率化の鬼と化す!PTA活動を斬新に切り、新たな風を巻き起こすPTA会長に賛同の声【作者にインタビュー】
2024年、ウォーカープラスで読まれた人気記事のなかから「お正月に読みたい漫画」を紹介。 【漫画】本編を読む PTAの仕事「無駄をなくして、効率化します!」という発案をした伊東(@ito_44_3)さんの「多分これが一番早いと思います」に、10万のいいね(2024年12月24日時点)が集まっている。負担に感じるPTAの活動だが、外注というアイデアを盛り込みギャグ漫画に落とし込んだ。 ■PTA活動でRTA(リアルタイムアタック)! PTA会長に就任した保護者の田中さん。就任直後に大胆な提案を発表、周囲は驚きを隠せなかった。それはPTA活動の効率化を徹底的に進めるため、「ベルマークの集計」「バザーの運営」「地域パトロール」などを大胆に見直す内容だった。 まず、ベルマーク活動の廃止を提案。ベルマークを集めて、分けて、切って…と、とにかく時間と手間がかかるため、ベルマークは捨てると言う。さらに田中さんは「私のポケットマネーで1万円寄付します!」と宣言。毎年恒例のバザーもPTA会長権限で中止を発表。その代わりにバザーの運営予算を使い、地域パトロールを外部委託するという斬新なアイデアまで打ち出したのだった。 「以上の説明を持ちまして、今年のPTAの活動は終了です」と就任当日に最速スピードで活動を終了させる田中さん。会場では大きなざわめきが起こった。 本作は共感を呼び、SNSでたちまち拡散された。「有能すぎる」「この改革は素晴らしい」といった声が多数寄せられ、効率化と負担軽減を求める共働き、子育て世代からの賛同を集めた。 共感を集めた理由について、作者の伊藤さんは「思ってた以上に拡散されてうれしいです!共感もツッコミもありがたく頂戴しています」と語る。 日頃から5コマ漫画を描いて投稿している伊藤さん。ネタを考える上で苦労していることについて聞くと「描きたいネタがあっても、文字数を少なめに抑えるのが大変な場合があります。シンプルなセリフになるよう心がけています」とのこと。 伊藤さんは限られた5コマで、時代に取り残された「PTA活動の在り方」について、私たちに考えるきっかけを与えてくれたのだった。 取材協力:伊東(@ito_44_3)