美味しいと噂の肉骨茶を食べたい。@シンガポール
最近シンガポールを訪れた友人から「コレがいちばん美味しかった」と聞いて楽しみにしていた肉骨茶は、シンガポールを代表する料理のひとつ。数種類のハーブとにんにく、スペアリブの旨味が溶け込んだスープに胡椒がたっぷりとかかっていて、ご飯とセットが通常営業。『Outram Park Ya Hua Rou Gu Cha』ではドカンと一発で体を元気にしてくれそう、と思ったのに『Heng Heng Bak Kut Teh』では、優しさで包み込んでくれてる、と思った。面白っ。こんな調子で食べて、飲んで、歩いて、遊んで、食べて。ひとり旅、1秒たりとも無駄にしません! 僕の熱帯アジアひとり旅
Heng Heng Bak Kut Teh ヘンヘン・バクテー
一般的な肉骨茶と違い、ホワイトペッパーを使用した白くて透明なスープが特徴。スペアリブや皮付きにんにくとともに、数種類のハーブを加えて煮込んでいるので滋味深く、その優しさが全身に染みわたる……。もちろんスペアリブはホロッホロに軟らかい。グリーンチリのピリッとした辛味がいいアクセントになっているけれど、さらにパンチが欲しい方はにんにくを潰してどうぞ。この日は息子2人もお手伝いをしてた。金額は肉の大きさで変動あり。
インフォメーション
ヘンヘン・バクテー 置かれたおしぼりを使うと1ドル加算される仕組みなので、使わなかったときはお会計の際に申告を。 ◯107 Owen Rd., S 218914 7:30~14:30 火休
Outram Park Ya Hua Rou Gu Cha アウトラムパーク・ヤ・ホア・ロウ・グ・チャ
にんにくとブラックペッパーが同時にガツン! とやってくる刺激強めの肉骨茶は、飲みのシメにもぴったり。白米にスープをかけて食べるのが一般的なので、ライスも一緒に注文しよう。スペアリブは脂身少なめの「痩」と脂身付きの「肥」の2種類から選択できるけど、プリッとジューシーな「肥」がおすすめ。器が空になる前に大きなやかんでスープをつぎ足しに来てくれるので、ストップと言わない限り永遠におかわりできる。びっくりしたけど、どの肉骨茶店でもその食べ方をするんだって。
インフォメーション
『アウトラムパーク・ヤ・ホア・ロウ・グ・チャ』 お通し的な感じで中国の揚げパン「油条」も一緒に提供される。 ◯7 Keppel Rd., PSA Tg Pagar Complex #01-05/07, S 089053 7:00~23:00、日~22:00 月休 photo: Kazuharu Igarashi, coordination: Ayako Tada, interpreter: Kazuyo Wood, text: Nozomi Hasegawa(2024年8月 928号初出)
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