【SB】海人「日本人はこんなもんじゃない!」GLORY3位との対決は”KO必至”、シーザー会長も喝=前日計量
12月26日(木)東京・TDCホールで開催される『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』の先日計量が25日行われ、メインイベント70.0kg契約で対決するSB世界スーパーウェルター級王者・海人(27=TEAM F.O.D)は69.25kg、GLORYライト級3位ゲリック・ビレット(28=フランス)は69.75kgで両者パスした。 互いに近寄ると、緊張感が漂うバチバチのフェイスオフ、海人は「自分のやることは倒すことだけ」「日本人はこんなもんじゃない」と気合のコメントで明日を迎える。 【フォト】海人とビレット、筋骨隆々の上半身!フェイスオフではバチバチ 計量では、海人は筋骨隆々な身体でファイティングポーズし、ビレットはムキムキのマッスルポーズ。写真撮影やフェイスオフでも、心なしかいつもより更にピリピリした空気だ。 会見の冒頭には、シーザー武志会長が「今年は日本人が色々、海外の選手とやっていたが、負けてることが多い。ぜひ明日の試合は、日本の格闘技の強さを見せてほしい。日本人頑張れよと思っております」と気迫の表情で喝を入れる。 海人は昨年8月、GLORY王者ティジャニ・ベスタティにフルラウンド取られる判定負け、18連勝も途切れた。今回は3位の相手となる。 会見で海人は「倒したい相手はベスタティただ一人、上位のランカーだから何ということもない。自分のやることは倒すことだけ」ときっぱり。 シーザー会長の言う通り、12月にはUFCで朝倉海が一本負け、RISEのトーナメントで原口健飛らが海外勢に一回戦敗退、ONEでは野杁正明がノーランカーの中国選手にダウンを奪われ敗北している。 海人はこれを受け「12月ひと月だけでも、世界は強い選手がいっぱいいるなと思ったし、日本人はこんなもんじゃないんだろと思った。自分はベスタティだけを思って仕上げているけど、世界に日本の格闘家で、この階級70㎏に、海人という格闘家がおるんだぞと見せたい」と気を吐いた。 相手のビレットは「明日の試合はサムライとの戦いと感じる」とリスペクトを表すも「KOで倒すことしか考えていない。私も、尊敬するジェロム・レ・バンナ選手のように、明日勝つことで多くの皆さんに知ってもらいたい」と、こちらもKO勝利宣言した。 海人は明日、日本人の強さを見せ、倒し、勝利することが出来るか。