大阪府・吉村知事が定例会見10月27日(全文3)まちは活気を徐々に取り戻しつつある
ハロウィーンの呼び掛けを行う理由は
関西テレビ放送:関西テレビの鈴村です。ハロウィーンの呼び掛けについてなんですけれども、先週の対策本部会議でも少し触れられたかと思うんですけれども、あらためて主催者がいない集まりということに限定してる根拠といいますか、どういった理由でこのような呼び掛けをされてるかを教えてください。 吉村:主催者があるハロウィーンについては、その主催者自身が感染対策を実施すると、こういうことにやっぱりなると思います。お店でやる場合もそうですし、何か箱でやる場合でも主催者がいる場合はやっぱりそこでクラスターが起きないようにということで、さまざまな配慮を行ってやることになると思いますし、ぜひそれはそうしていただきたいと思います。 もちろん、例えば友達同士で、家でやるとかそういうのもあるとは思いますが、主催者がないというところになってくると責任範囲がもう不明確になってきますので、自然発生的にハロウィーンで集まるというのが都心部では起きます。東京であれば渋谷なんかでも、よく報道もされたりもしますし、大阪であればミナミの道頓堀のところでよく報道もされたりします。そこで自然発生的に、わーってたくさん集まって大騒ぎになるということを防ぎたいと。そこには責任者は不在ですので、そういった意味で誰も責任者がいない、主催者がいない自然発生的な大きな、どんちゃんとなるようなハロウィーンについてはぜひ控えていただきたい。特にありがちなのは道頓堀周辺ということになります。
市と協力して対策に取り組むのか
さっきのホテルの話ですけども、まず治験でどんなことをするのかということですけども、これはりんくうの先生の指導、指示に基づいて、この治療薬を服用します。1日1回、5日分やるとともに、体温、それから酸素飽和度、採血、採尿、唾液採取等を実施いたします。これはプラセボと、いわゆる偽薬ですね、偽薬と実際の本物の薬というのを混ぜてやってまして、それがどこにどう混ざってるかは、これは誰も知らないと。これは実施する医師も知らないということになります。 そしてどういった方が参加されるんですかということですが、もちろん参加に協力していただける方ですが、ただ、発症から5日以内のコロナ陽性患者の方にお願いするということになります。軽症、無症状で、二十歳以上69歳未満の方で、そして治験に協力いただける方で、発症から5日以内のコロナ陽性患者の方が基本的には対象になります。また、症状が悪化してるような方については除外されるということになります。そういった形で、このカンデオホテルズ 大阪なんばで進めていきたいと思います。ちなみにこのカンデオホテルズ 大阪なんばについては、今、大阪で確保してる病床、ホテルの中で最も入室数が多いホテルで、そして動線とかスペースを考えたときにも適切だというふうに考えたので、カンデオホテルズ 大阪なんばでやるということが決まりました。 司会:関テレさん、続けてください。 関西テレビ放送:今、ハロウィーンのことで追加なんですけれども、特別、今回はお酒の自粛とかは呼び掛けないという認識で正しいのかというのと、先日、大阪市が難波周辺での対策を発表するという話もあったんですけれども、大阪市と、具体的に一緒に協力して何か対策をするのかどうかっていうのを教えてください。 吉村:具体的に大阪市が直接、もちろん大阪市が直接、建設局で管理してますので、その対策をされるということになると思いますが、われわれとしてはもう呼び掛け、大阪府としては呼び掛けをするということなります。具体的に警備をどうするかとか、それはもう僕も大阪市長時代にやりましたが、これは大阪市でやっていく。大阪府でなんか一緒にやるということではないです。大阪府からは、別にこれ道頓堀に限らず、広く府民の皆さんへの呼び掛けということになります。 司会:それでは、ほかの社、質問が、発表事項について。あと何人いらっしゃいますか。そしたらエルマガさん。ラストですね。