大阪府・吉村知事が定例会見10月27日(全文1)コロナ「野戦病院」の運用準備整う
大阪府の吉村洋文知事は27日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が会見 大型臨時医療施設の中等症向け整備の進捗を説明(2021年10月27日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が会見 大型臨時医療施設の中等症向け整備の進捗を説明(2021年10月27日) ◇ ◇
中等症200床の医療従事者を確保
司会:お待たせしました。それでは知事の定例会見を始めさせていただきます。まずは発表事項に関する質疑だけをさせていただきます。最初に知事から説明がございます。よろしくお願いします。 吉村:私からは6点です。まず1点目です。大阪コロナ大規模医療・療養センターについてです。いわゆる野戦病院的な施設としての大阪コロナ大規模医療・療養センターですが、課題となっておりました中等症200床についての医療従事者の確保ができました。これをもちまして、この設備の整備も含めて、この大規模療養施設、医療施設の1000床の運用が実現できるという準備が整いましたので、その報告をさせていただきます。 まず整備状況ですけれども、中等症200床を含む第2期の整備については10月30日に完了いたします。第1期についてはもう皆さんにすでに公開しているとおりです。今度は第2期ということで、すでに10月の頭から整備を開始していますが、これについて10月30日に完了します。ゾーンとすれば、前回見てもらったゾーンとかなり近しいところですけども、真ん中の通路を挟んで半分側が女性ゾーン、半分側が男性ゾーンと分けています。
11月5日に実地訓練と内覧会を同時開催
中等症につきましては、この1階部分に全てまとめていきますので、そういった意味では500床のうち200床が中等症、そして300床が無症状、軽症ということになります。男女比率についても半分ずつに分けているという状況です。という方針です。中等症用につくっている部分もありますので、グリーンゾーンであったり設備であったりはもちろん異なるところはありますが、大きなこの整備のゾーン分けについては、ほぼ共通をしているということになります。 ここについて11月5日に実地訓練と内覧会を同時に開催いたします。内覧会につきましては、まだ1階部分は公表していませんので、1階部分を公表して中等症病床、そして軽症のところ、どうなっているのか、ここについて公表させていただきます、公開させていただきます。また、併せて同日に実地訓練ということで、特に無症状・軽症の800床のほうの訓練になりますが、現実にどういうふうに運用していくのか、ここは医療従事者も含めてこの実地訓練を、オペレーションの実地訓練をいたしますので、同日行います。ここ11月5日、来週の金曜日になりますが、そこでさせていただきたいというふうに思っています。 そしてこの中等症200床の運営事業者と契約を締結いたします。この間、さまざまな条件等詰めてきていますが、今回、運営に係る医療体制を確保することができました。事業者の名称はドクターズ株式会社になります。ここの合意内容ですけれども、まず中等症病床に入所します軽症、中等症Iの患者さんに対して必要な治療を実施するということになります。そしてそのための、最大で200床の中等症を運用するための医療スタッフを確保するということになります。これはロジ、人繰りも含めて、ずっと同じ人が入るわけじゃ、当然、どこのホテルなんかもそうですけども、延べ人数はもっと必要になってきますので、現地にいる医療従事者よりも。そういったオペレーションも含めて、医療スタッフの確保をしてもらいます。 そして開設当初、これは最大、当然200床確保のめどが立ったので、このように本日公表させてもらいますが、もちろん最初は、いきなり200床全部が埋まるわけではありませんから、このフェーズに分けて、開設当初はフェーズ1の30床を運用しながら、感染状況に応じて最大200床まで可変的に運用していく、そういう体制を整えていきます。