50代、スペイン暮らしの節約のコツ7つ。自炊が基本、ひとり旅も低コストで
5:移動手段を工夫して安く抑えます
マドリード市内の地下鉄は1乗車で190円ほど。地下鉄とバスが1か月乗り放題(限定エリア内)のカードは3400円程で購入可能のため、毎日利用する人には断然乗り放題がおトクです。 また、スペイン国内で他の地域へ行く際の移動は、バス・電車・飛行機を選ぶことになりますが、同じ行き先でも時間帯や運営会社によって価格が大幅に変わります。バスは移動時間がかかりますが、金額は電車の半額以下だったり、時間帯によっては飛行機でもあまり変わらないことがあります。できるだけ費用を考慮して移動日程を考えると、コストがずいぶん変わってきます。
6:ひとり旅の費用は1万円以内がルールです
スペイン国内を周ることが多い私の旅。多くの土地を見てみたい思いがあり、費用もできるだけ抑えたいと思っています。ひとり旅のときは、コストの低い移動手段と移動日を選び、宿泊はできるだけドミトリー(1部屋に複数人の宿泊)。外食は1日1回程度、ほかはスーパーや市場で購入したものを持ち帰ったり公園で食べることが基本です。 旅行時の1日の費用は、極力1万円以内に抑えたいと思っています。理想としては宿泊費5000円+移動費3000円+食費2000円。なにかがはみ出てしまったらなにかを抑え…余裕があったら宿泊を個人部屋にしてくつろぐ日をつくります。私の旅の目的はその街を歩くこと。衣食住以外に大きな出費は抑えています。
7:日々、お金を使わない楽しみ方をしています
ドライヤーが壊れたらネジを回して解体してみたり、壁の穴を見つけたら粘土質のものを埋めてみたり、以前だったら買い直すことや業者を呼ぶことしか思いつかなかった私が、DIYもどきにもトライするようになりました。 今の最大の楽しみは、日常の中でスペインの新たな一面を感じることです。求めるものが変わるとコストをかける場所が変わり、工夫も見出せるようになってきました。 もちろんちょっとしたおしゃれやおいしいものにも興味はありますが、ネイルや白髪染めも自宅でできる範囲で不自由は感じなくなり、限られた範囲で限られたもので十分楽しめるようになってきました。
Rita