50代、スペイン暮らしの節約のコツ7つ。自炊が基本、ひとり旅も低コストで
2:ときには外食を楽しみます
自炊を基本にしているものの、レストランでの食事こそ本場ならではの味わいや雰囲気が感じられ、スペインのよさにひたれる時間なので、大切にしています。 外食をがむしゃらに控えることはせず、メリハリをつけています。たとえば遠距離から友達が訪ねてきたとき、お世話になった知人との食事などは、惜しまず外に出かけ、気になっていたお店や気になっていたメニューを存分に楽しみます。店舗情報は、地元の人たちから聞くとコストパフォーマンスが高い店舗が多く、日々お気に入りメモを増やしているところです。
3:衣服類はリサイクル品を安く買って楽しみます
マドリードの町には洋服のリサイクル店が多く、私も頻繁に利用しています。中古品でも傷みが少なめでサイズや色側も豊富で、手に取りやすい印象です。1着4ユーロ→3ユーロ→2ユーロ→1ユーロ(160円程度)と日々減額されていくときがあり、掘り出し物を探しに行くのも楽しみのひとつです。リサイクル店には古着の回収BOXがあり、極力1枚購入したら1枚提供する心がけでいます。 また、大通りには日本でも見かける衣類メーカーの店舗が並び、サマーセールやブラックフライデーなどに50%以上安くなる時季もあります。新品の購入はセール期を把握しておくことで、だいぶお得に買い物が可能です。
4:美術館は入館料がおトクになるように利用します
マドリードには150もの美術館・博物館があると言われていますが、規模の大きなところでは入館料が15ユーロほど(2400円程)します。芸術に触れることもマドリードならではの醍醐味と思い、私は1年間パスポート(35ユーロ・国立施設限定)を購入しました。自分の興味に加え、訪ねてきた友人と同伴で入ることも多く、元を取るのもあっという間でした。また週に一度ほど、無料の開放時間を設けているところが多いので、控えておくと便利です。 落ち着いた作業場所として公共の図書館も重宝しています。自由に使える勉強机やコンセント・Wi-Fiが設置された所が多く、無料で寛げる絶好の場所です。コーヒー好きな私としては…早めに起きられたとき、早めに帰れそうなとき、自宅ではない場所でコーヒーを飲むこともひそかな楽しみにしています。コーヒー1杯の金額は店舗によりだいぶ変わりますが、1杯300円ほどを理想としています。