インテル指揮官が予想するのは「落とし穴だらけの試合」、CL2戦目こそ勝利へ「マンチェスターでやったように注意を」
インテルのシモーネ・インザーギ監督が気を引き締めている。クラブ公式サイトが伝えた。 マンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ(CL)グループフェーズ初戦をゴールレスドローで終えたインテル。直近のセリエA第6節ではウディネーゼに競り勝ち、1日行われるCL第2節のツルヴェナ・ズヴェズダ戦に弾みをつけた。 しかし、ここまでミラノ・ダービーでの1敗のみも、格下に引き分けるなど圧倒的な強さは見せられていない状況。インザーギ監督は前日会見で、もどかしい胸の内を明かしている。 「昨シーズンは(CLの)最初の2試合を終えた後、ある程度の評価をすることができた。今はより多くの試合や課題を抱え、少し総力戦の様相を呈している。スケジュールは決して楽なものではないが、1試合1試合に集中する必要がある」 「集中力は極めて重要だ。我々には長い間守っている原則があり、時には気を引き締める必要がある。インテルは何かを譲ることなく、継続性を保たなければならない」 「もし土曜日(ウディネーゼ戦)の2失点がなかったら、何か別のことを話していただろう。今はリーグ戦でもチャンピオンズリーグでもクオリティの高い相手と対戦しているから、さらに注意を払う必要がある」 また、スタメン選びにも言及したインテル指揮官。開幕からゴールがなかったエースのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスにウディネーゼ戦で2ゴールが生まれたなか、前線のチョイスには悩んでいるようだ。 「攻撃陣はまだ決めていない。ラウタロ、(マルクス・)テュラム、(マルコ・)アルナウトビッチ、(メフディ・)タレミは全員プレーするチャンスがあるが、誰が先発するかはまだわからない。検討中だ」 「今シーズンはよりチャレンジングな戦いになることがはっきりしている。自分が見たものを信じて選択しなければならない。過去3年間、我々は常にグループリーグを突破してきたが、今年のフォーマットはよりエキサイティングだ」 「マンチェスター(シティ戦)でやったように、全ての試合で注意を払わなければならない。明日のツルヴェナ・ズヴェズダ戦でも同じことをしなければならない。彼らは素晴らしい選手たちがしっかりと指導されているチームであり、うまく対処する必要がある落とし穴だらけの試合になるだろう」
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