ド・クォン氏、米への引き渡し後に詐欺罪を否認:ロイター
失敗したテラ・ルナ(Terra Luna)暗号資産エコシステムの創設者であるド・クォン(Do Kwon)氏は、12月31日にアメリカに身柄を引き渡された後、詐欺の容疑に対して無罪を主張した。ロイターが2日に報じた。 クォン氏のテラフォーム・ラボ(Terraform Labs)は、暗号資産ルナとアルゴリズム型ステーブルコインであるテラUSD(terraUSD)を開発した。これらは2022年に崩壊し、推定約400億ドル(約6兆2000億円、1ドル155円換算)の損失が発生した。クォン氏には、証券詐欺、通信詐欺、商品詐欺、マネーロンダリングの共謀などの容疑をかけられている。 2日の起訴状によると、クォン氏が2021年にステーブルコインであるテラUSDの価値を1ドルに維持するために設計されたアルゴリズムに関して投資家の判断を誤らせたと連邦検察官は主張している。 ニューヨーク州南部地区のロバート・W・レールバーガー(Robert W. Lehrburger)裁判官は、クォン氏が1月8日に法廷に戻るまで身柄を拘束するよう命じた。 クォン氏は2023年3月にモンテネグロでパスポート偽造の容疑で逮捕され、その後1年以上にわたりアメリカへの身柄引き渡しに抵抗していた。 |翻訳・編集:林理南|画像:CoinDesk|原文:Do Kwon Pleads Not Guilty to Fraud Following Extradition to US: Reuters
CoinDesk Japan 編集部