「ちょっと違うんです、3人は。尊敬しかない」田中将大らと同学年の中日36歳左腕「めちゃくちゃ刺激」
中日・大野雄大投手(36)が5日、地元・京都市の大文字山で新春恒例の登山トレーニングを行い、巨人・田中将ら1988年生まれの仲間との共闘を誓った。15年目を迎えた左腕は若々しく走って登頂。同世代について「めちゃくちゃ刺激になる。ずっと対戦していたい」と熱く語った。 昨季は2勝6敗。23年春の左肘手術からの復活はならず引退も「ちらつく」というが、後半の投球には納得した。そんな折、88年会の象徴である田中将が同じリーグに加入。くしくも同年の秋に右肘を手術した右腕とは意外にも投げ合った経験がなく、「1、2回でなく、何回も何回も投げ合いたい」と復活バトルを夢見た。 高卒で先頭を走った田中将、巨人・坂本、タイガース・前田は同世代でも別格と位置付ける。「ちょっと違うんです、3人は。尊敬しかない」。昨季から60%ダウンの年俸1億2000万円で臨む25年。ライバルとともに「もう一踏ん張り」だ。(安藤 理)
報知新聞社