トッテナム、ソランケ獲得間近か…ボーンマスがクラブ史上最高額での移籍に合意と報道
ボーンマス所属のイングランド代表FWドミニク・ソランケのトッテナム加入が近づいているようだ。9日、『The Athletics』などが報じた。 アンジェ・ポステコグルー監督体制1年目の2023-24シーズンはプレミアリーグを勝ち点「66」の5位で終え、2シーズンぶりに欧州コンペティションへの出場権を獲得したトッテナム。さらなる飛躍を期す新シーズンを前に、センターフォワード(CF)の補強を検討中と報じられている。 そんななか、獲得候補に挙がっているのがソランケ。チェルシーの下部組織出身で育った26歳は、2014-15シーズン途中にトップチームデビューを飾り、フィテッセとリヴァプールを経て、2019年1月にボーンマスへ完全移籍で加入した。同クラブではここまで公式戦通算216試合に出場し77ゴール31アシストをマーク。在籍6年目の昨シーズンはプレミアリーグで38試合に出場し、得点ランク4位タイとなる19ゴールを記録した。 これまでボーンマスはソランケを今季も重要な戦力と位置付けており、契約解除金6500万ポンド(約122億円)満額が支払われない限り、今夏の売却に応じる可能性は極めて低いと報じられてきた。しかし、9日になってThe Athletics』は、ボーンマスが同選手をクラブ史上最高額の移籍金で売却することに合意したと報道。また、イギリスメディアの『BBC』も同日、両クラブが現在6000万ポンド(約112億円)で交渉をしていると説明している。 報道通りに移籍が実現すれば、ボーンマスは2020年にオランダ代表DFネイサン・アケをマンチェスター・シティへ放出した際に受け取った4000万ポンド(約75億円)を上回るクラブ史上最高の売却額を得ることになるようだ。
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