「もはや日常生活を送れない」同僚の暴言に苦しみ…韓国・自ら命を絶った教員
【12月25日 KOREA WAVE】韓国・全羅北道(チョルラブクト)の小学校に勤務していた3年目の女性職員(43)が自殺しているのが見つかった。遺族や知人が職場でのいじめを指摘し、真相究明を求めている。 職員は11日に自宅で亡くなっているのが見つかり、遺書には「正常に仕事を続けることができず、日常生活を送れないと悟った」と記されていた。携帯電話には職場の同僚とのトラブルを示す数十件の録音データが保存されていた。 地元メディアが公開した録音では、同僚と思われる人物が「本当に死にそうですね。私と働くのがそんなにつらいですか。早くいってください」と発言。さらに「先生、私に申し訳ないと思いませんか。もう我慢の限界だ」と詰問する声も収められていた。 遺族は、職員が学校の行政室長から継続的な暴言を受けていたと主張している。姉は「携帯電話の録音を聞くと怒声や机をたたく音、2時間にも及ぶしっ責が録音されていた」と語り、「初任者である妹への扱いとしては不当だ」と訴えた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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