ついに「ディーノ246GTS」が1億円を超えた! フェラーリの名がつかない跳ね馬…しかしエンツォの想いが込められたクルマとは
ボディは再塗装、シートは張り替え済み
2020年1月にデア・トゥ・ドリーム・コレクションに売却された後、このクルマはロッソ・キアーロのオリジナルカラーでベアメタルから再塗装され、デイトナスタイルのシートは新しいパッドと革張りでリビルドされている。メカニズムは2022年にロサンゼルスのGTOエンジニアリングによって一連のメンテナンスを受け、オルタネーターとレギュレーターがリビルドされた。 RMサザビーズでは、50万ドル~60万ドル(邦貨換算約7770~9325万円)のエスティメート(落札予想価格)を掲げていたが、近年少し落ち着いたとはいえ特に上昇傾向にあるフェラーリ各モデルの価格を反映してか、日本円にして約1億2000万円を超える77万5000ドルで落札されている。
中村孝仁(NAKAMURA Takahito)
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