貯金0円から8年で3,000万円!2児のママ・元証券ウーマンが実践する「お金を貯める」5つのルール【節約のくふう】
大切なのは「お金が貯まる仕組み」をつくること
できることから、無理なく続ける さぶさんの家計管理のポイントは、“節約”“サービスやポイントの活用”“ゆるく投資”を無理なく、バランスよく続けること。 どれか1つの方法に固執せず、“心を擦り減らさないこと“を大切にしているそうです。 まず、食費について。 「外食費と食費を分けて管理していますが、食費の月の目安は4人家族で3万円ほど。1度の買い物は5,000円までと予算を決めています。もちろん、予算内におさまらないこともありますが、予算を決めることで買いすぎを抑えることができます。 親子ともに平日の疲れがたまってくる木曜日ごろには、外食をしてリフレッシュしています。好きな外食チェーン店の株主優待券を使って割引価格で外食をすることもあります」 日常生活での節約効果も考慮して、消費先・ふるさと納税先・投資先を選択するのが、さぶさん流。 「ふるさと納税の返礼品でお米や肉類・魚類など、“いつも食べるもの”を選んでいるので、スーパーマーケットでの食品購入費が抑えられています。 企業の株を購入する際には、株主優待で“いつも使う日用品”が贈与される株、“いつもの食べるもの”をお得に食べられる株を選ぶこともあります」 ♦️「日用品」はポイントで購入 続いて、日用品費についてうかがいました。 「ほとんどの日用品は、ポイントでの買い物がお得になる、ウエルシア薬局の『お客様感謝デー』(※)を活用して購入しています。外食のレビューサイトでポイントを獲得して、ウエルシアグループで使えるポイントに交換しています。 私はウエルシアグループの株を保有しているので、株主優待で付与されたポイントも使っています。ポイントは本当にバカにできないんです。ポイントも資産だと思っています」 (※「Tポイント」から「Vポイント」への移行に伴い、2024年9月以降、「お客様感謝デー」の対象が「WAON POINT」のみに変更) ♦️貯まりはじめても「生活のサイズ」は変えない! さぶさんが実践している取り組みを整理すると…… ・一度の買い物の予算を決める ・月の支出等を差し引いて“余った金額”のなかから株を購入 ・株主優待券を使って外食の割引券や日用品を受け取る ・ふるさと納税の返礼品で米・肉・魚など“よく食べるもの”を選ぶ ・“ポイ活”で獲得したポイントで日用品の購入をする この他にも、購入する店舗ごとに一番お得になる決済方法を選んだり、時短にもなるつくりおきレシピを研究したりと、さまざまな取り組みを並行して実践しているそう。 「続けていたら、1つ1つの取り組みの歯車が少しずつ合っていきました。 結果的に、生活のコストを低くキープできて、投資をする経済的な余裕が生まれる、という好循環が生まれています。以前に比べて生活の余裕が出てきましたが、だからと言って散財するのではなく、“生活のサイズを大きくしない”ことを心がけています」 30歳で“家計改革”を実行しておよそ8年。家庭の資産は現在も順調に増えているそう。