青木瀬令奈がスリクソンの新アイアン「ZXi5」と「ZXi7」をコンボで投入
◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前(19日)◇利府GC (宮城)◇6638yd(パー72)◇ 【画像】勝みなみは中学1年以来のツノ型パターで良い感じ 前週の「住友生命Viltalityレディス」から、国内女子ツアーで住友ゴム工業(ダンロップ)の次期シリーズと目されるクラブの会場テストが行われている。今週は新しいアイアンの試打を本格的に実施。契約選手の青木瀬令奈がすぐさま投入を決めた。前作「スリクソン ZX MkII」シリーズ使用時と同様、8番を「ZXi5」に、9番とPWを「ZXi7」というモデルのコンボセットにしていた。
投入の決め手を聞くと、「素材が変わって打感が柔らかくなった感じがあります。柔らかさのおかげか、前に行くよりも上に行くイメージ。(ZXi)5も7も打ち出し角が若干上がったような気がしました」と青木。メーカーからの発表はまだないが、今回のアイアンは素材が変わったようだ。「打感が柔らかいと飛ばなくなるのを心配するところですが、意外と距離も出ていた。練習ラウンドで試して、トラックマンの数字もチェックして、前作とまったく変わらなかったので安心しました。同じ距離なら球離れが早いよりは、ある程度ひっついてくれたほうがいい」と新しいアイアンに満足げ。
実は青木、6年近く使ってきた3番ウッドを、新しい「ZXiフェアウェイウッド」に先週替えたばかり。新スプーンは契約選手が軒並みスイッチするなど評判の1本だ。「初速がめっちゃ速いんですよ。反発もいいし、ヘッドが走ってくれる感じ。ヘッドスピードがスプーンで39.8m/sも出たんですよ。ドライバーとスピードが1m/sしか変わらない!」と半ば興奮気味。ティアップして打って240yd飛んだようで、「歴代最長です。ドライバーと飛距離がほとんど変わらない」と目を細めた。 女子ツアーきってのクラブマニアは、その性能の良さを細かく解説してくれた。「今回のヘッドはすわりがいい。今までは構えても(地面で)ピタッとせずに、『こうかな、こうかな』と何度もアドレスし直すんですが、これはもうそのままスッといける」と構えてみせる。「フェースも厚すぎず、薄すぎず、ほどよい。厚すぎるとちょっと重心が高く感じて難しい感じがするんですけど、すわりの良さもあってかほどよくフラットに感じるのでとても打ちやすいです」