猫の健康診断を受けるべき?みんなの体験談と健康診断のメリット
「愛猫の健康診断を定期的に受けている」は64%
今回、ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、「猫の健康診断」についてアンケートを実施。アンケートでは、愛猫の健康診断を定期的に受けているかを調査しました。その結果、64%の人が「受けている」と回答。半数以上の飼い主さんが愛猫に健康診断を受けさせていることがわかりました。 また、健康診断を受けるメリットや、特に健康診断を受けたほうがよい猫の特徴などを、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に解説していただきました。 【写真】キャットタワーの上でのんびり過ごすブリティッシュショートヘア
【体験談】健康診断を受けて「よかった」こと
アンケートでは、愛猫の健康診断を受けて「よかった」と感じたことや、「健康診断を受けるべき」と思ったエピソードも聞きました。 「人と同じで早期発見につながると思っています。血液検査では大きな病気が見つかるし、尿検査では腎臓や膀胱のことがわかります」 「腎臓病が早く見つかった」 「歯肉が少し赤いと言われたので、予防のサプリメントを与えることにしました。予防できることが大切かな」 「内臓機能など、見た目ではわからないところもわかるので、異常なしだと安心する。長生きさせたいなら、定期的な健診は必須だと感じた」 「予防接種のときに一緒に受けています。まだ大きな病気にはなったことがありませんが、先生に診てもらうことで、安心できると思います」 病気の早期発見と、健康であることの安心感が得られるという声が多く寄せられました。
【獣医師解説】健康診断ではどんな検査をする? 特に受けたほうがよい猫の特徴は?
――猫の健康診断ではどのような検査をするのですか? 山口先生: 「体をみたり触ったりして行う視診や触診、便検査、尿検査、血液検査、レントゲン検査、エコー検査があります。これらの中でどの検査を行うかについては、年齢や病歴、飼い主さんの希望、猫の性格などを考慮して決めます」 ――「特に健康診断を受けたほうがよい」猫の特徴を教えてください。 山口先生: 「気になる症状が続いている場合や、シニア猫、過去に病気をしたことのある猫などは特におすすめしますが、気になる症状がなくても定期的にしたほうが安心です。ただし、猫の性格にもよりますから、まずは主治医とご相談くださいね」