9日11時2分にシャッターを 長崎原爆の記憶風化防ぐ
79年前に長崎で原爆がさく裂した時刻の8月9日午前11時2分に、各地で日常の風景などを写真に収めてもらう企画を、長崎市の被爆者小川忠義さん(80)が今年も行う。原爆の記憶を風化させない目的で2009年に始めた。写真は10月8日~11月4日に同市のナガサキピースミュージアムで展示する予定。 企画名は「忘れないプロジェクト」。日常風景のほか、残したい自然や平和を訴える内容など、被写体や場所は問わない。同ミュージアムにメールや郵送などで応募する。 募集は今月31日まで。同ミュージアムのメールアドレスはmuseum@nagasakips.com