大原優乃「費やした努力や時間がそのまま表れるから、トレーニングはやめられない」
女優、グラビアモデルとして活躍する大原優乃さん。パーソナルトレーニングで作り上げたカラダは、柔らかさがありつつも引き締まって健康的。「まだまだ満足できない」と日々、鍛錬を欠かさない大原さんが目指すカラダや、トレーニングを続ける理由を聞いた。 [画像]大原優乃さん * 大原優乃/おおはら・ゆうの 1999年生まれ。〈Dream5〉メンバーとしてデビューし、『ようかい体操第一』が大ヒット。5月24日公開の映画『劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ』に出演。写真集『あのね、ほんね』(集英社)が発売中。
縦線が入ったお腹が欲しい
ダンス&ボーカルユニット〈Dream5〉で活動したのち、女優として数々の作品に出演する大原優乃さん。グラビアモデルとしても、第一線を走り続ける。柔らかさがありつつも引き締まった健康的なボディは、毎週欠かさないパーソナルトレーニングの賜物。それでも本人は「まだまだ満足できない」とプロ意識を覗かせる。 「パーソナルジムで本格的にボディメイクするようになったのは5年前。ダイエット目的でのスタートでしたが、続けるうちに鍛えられた美しさに憧れるようになり、きちんと食べて筋トレするのが習慣になりました。もともと小さいお尻がコンプレックスだったので、そこは重点的に。バーベルを使って鍛えるヒップスラストは、始めた頃は20㎏程度だったのに、今では80㎏を持ち上げられるようになりました! 課題は腹筋ですね。縦線が入ったお腹が欲しい」 大事な撮影の前は追い込みをかけ、さらにスタイルを磨き上げる。 「トレーニングの回数を増やし、加えて有酸素運動も行います。走ると欲しくない筋肉までついてしまうので、ランニングマシンの傾斜をマックスにして、1時間歩くのが定番。あとはむくみを取るためにサウナも。時間がない時は、より手軽な酵素浴を活用します」
トレーニングは自信を持って挑むための糧
さぼりたくなる時がないわけではない、と話す。それでも努力を怠らないのは、カメラの前では、常に万全でいたいから。 「さぼっちゃうと、カラダを隠したくなるし、のびのびポージングもできなくて。トレーニングは、目の前にあるお仕事に対して自信を持って挑むための糧なんです。写真になると体型の変化が一目瞭然。費やした努力や時間がそのまま表れるから、やめられない。あとは純粋に、ボディメイクや美容が好きなんです。知識をアップデートしたいから、ジムに行ったらトレーナーさんに、エステに行ったらエステティシャンの方に質問攻めしちゃう。まるでインタビュアーです(笑)」 カラダづくりへの興味はさらに広がり、ピラティスも始めたとか。 「猫背なのが悩みなんです。そのせいか腰痛もあって。姿勢改善のため通い始めました。まだ感覚がつかめず苦戦しているんですが、これからはトレーニングで筋肉をつけ、ピラティスで引き締めつつ整えていくつもり。今後やってみたいのがアクロバット。グループ活動時代にバク転をやっていたからか、今でもダイナミックにカラダを動かしたくなる時があって。機会があれば、アクションの演技にも挑戦してみたいです!」
取材・文/間宮寧子(初出『Tarzan』No.879・2024年5月9日発売)