“おやつ”の誘惑に打ち勝つ「6つの方法」…“買い物”&“おうち”で注意すべきこととは?
間食してもOKな食べ物・時間帯・食べ方は?
それでも、どうしても我慢できないときは思い切って間食してしまいましょう。ただし、正しい「おやつの種類」「食べる時間帯」「食べ方」を守ることが大切です。 間食の適量は、厚生労働省の「生活習慣病予防のための健康情報サイト」によると、200kcal程度。食欲に任せて甘いケーキやスナック菓子を食べてしまっては軽く200kcalを超えてしまいます。 間食をするときには「高タンパクで低カロリー」のものを選ぶこと。タンパク質は筋肉量を増やし基礎代謝をアップしてくれるので、ダイエットの強い味方。腹持ちも良いとされ、間食にもぴったりです。 具体的にはヨーグルト、チーズ、小魚、ピーナッツやカシューナッツ、おからを使用したスイーツや大豆を使ったスナックなどが挙げられます。 次に間食をする時間帯です。“おやつは3時”とイメージする人も多いかと思いますが、実際、15時はおやつを食べるのに最適だと言われています。昼食と夕飯のちょうど真ん中の時間帯で、ちょうど小腹の空く時間帯だからです。我慢するよりも少し食べてしまった方が夕飯の“ドカ食い”を防ぐことができます。 さらに、日本大学の榛葉繁紀(しんば しげき)氏の研究により、脂肪をため込む「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質の一種は、14~15時に特に少なくなるということが解明されています。つまり、この時間帯に間食を取れば脂肪が蓄積されにくいというわけです。 最後に、正しい「食べ方」について。厚労省の「2009年 国民健康・栄養調査結果の概要」によると、食べるのが早い人ほど、肥満度が高いとのこと。「早食い」や「ながら食べ」では、心も満たされません。ゆっくり味わいながら食べましょう。
ストレスは禁物、上手に息抜きを
「甘いものを思いきり食べたい!」という日は誰にでもあります。ときには、満足できるだけ食べるのもアリかもしれません。その日の夕食を少なめにしたり、運動したりすることで摂取カロリー消費カロリーを調整してください。要は、そのような食べ方を毎日しなければ良いのです。 ダイエットにストレスは禁物。挫折やリバウンドにつながってしまいます。上手に息抜きしながら根気強く続けることが肝要です。
渡邊倫子