1900馬力の電動ハイパーカー「バティスタ タルガメリカ」はアウトモビリ ピニンファリーナが初めて顧客に納車したワンオフのコーチモデル
「バティスタ タルガメリカ」は、印象的なシルバーとブルーのカラーリングが特徴で、ルーフレスのプロフィールに合うようにボディを入念に再設計し、ユニークなオープントップのドライビング体験を提供する。また、受賞歴のあるアウトモビリ ピニンファリーナのPURAデザイン哲学の要素も取り入れ、時代を超えたラグジュアリーの未来的なビジョンを表現している。すべての「バティスタ」に共通することだが、このクルマは唯一無二の手作りの傑作であり、顧客の個性を映し出すものだ。
当社初のコーチ製ワンオフ車両をお客様に納車するという、記念すべき瞬間です。バティスタ タルガメリカは、これまでのどの車両にもない、私たちの高度な技術を持つチームがデザインとエンジニアリングを行える無限の可能性を示しています。私たちのワールドクラスの職人たちは、本当に特別なものを提供しました。それは、非常に厳格な顧客自身の希望に合わせて特別に設計された、初の電動オープントップ・ハイパーカーです。 アウトモビリ ピニンファリーナ最高経営責任者 パオロ デラチャ
「バティスタ タルガメリカ」の多くのディテールは、ピニンファリーナがデザインした最も有名なワンオフカーのひとつ、ジャンニ アニエッリがフィアット会長就任20周年を記念して製作した1986年の「フェラーリ テスタロッサ スパイダー」にインスパイアされている。「バティスタ タルガメリカ」のようにシンプルでエレガントな傑作である。シルバーのエクステリアにブルーとブラックの繊細なディテールが施された美しいプロフィールは、「テスタロッサ スパイダー」への明確なオマージュであり、「バティスタ タルガメリカ」のリヤラゲッジオープンの水平基調の特徴的なラインも同様だ。
この新車は2023年のモントレー カー ウィーク中に発注され、このコーチビルドの傑作の開発には、構想から納車までちょうど1年を要し、カンビアーノの職人たちの丹念な作業を物語っている。この車には、依頼主の人生や功績にちなんだ個人的な要素がいくつか含まれている。