ファイナルで涙の「銀メダル」 名門ユース→高校へ転籍…異例経歴も国立で誓ったリベンジ
思いで深い等々力で…心強い応援団・元チームメイトが集結
「あと3回等々力でやって、準決勝で(国立に)帰ってきて、最後は優勝できればいいなって思います」 ちなみに田所は開幕戦前日の27日にも大関と話したとのこと。 「昨日(27日)、大関さんは(川崎への)レンタルバックが発表されて。それで喋って。『帰ってくるんですね』という話をしたら『そんなことどうでもいいから選手権頑張れ』と。自分的には『(川崎に)お帰り』っていう気分だったんですが、『頑張れよ』と言われて。『応援しているから』と言ってもらったので」 なお、田所の応援のため等々力には川崎U-18時代のチームメイトが集結するとのこと。そんな旧友の前で勝ち上がる姿を見せられるのかどうか、楽しみなところだ。 [著者プロフィール] 江藤高志(えとう・たかし)/大分県出身。サッカーライター特異地の中津市に生まれ育つ。1999年のコパ・アメリカ、パラグアイ大会観戦を機にサッカーライターに転身。当時、大分トリニータを率いていた石崎信弘氏の新天地である川崎フロンターレの取材を2001年のシーズン途中から開始した。その後、04年にJ's GOALの川崎担当記者に就任。15年からはフロンターレ専門Webマガジンの『川崎フットボールアディクト』を開設し、編集長として運営を続けている。
江藤高志 / Takashi Eto