【「会社員を辞めた後の人生」は人脈が10割です】全業界「とんでもない人脈」を作ったシンプルな方法 40歳半ばからでもできた!「口下手の内向的人間」こそ「食の力」で人生を変えよう
よく誤解されているのですが、内向型だからといって、決して「人嫌い」というわけではないのです。 ■メンタリストDaiGoさんの鋭い分析 では、40代半ばからのスタート、しかも口下手の内向的人間だった私が、どうやって人に「うらやましい」と言ってもらえるような人脈を築いたのか。 それこそが「食の力」を借りることでした。 「人脈を広げる」というと、ハードルが高いように感じるかもしれないけれど、「食事を介在させる」ことで、誰もが笑顔になり、楽しく関係を深めることができるのです。
私の提案は「親しい人を数人集めて食事をする」ことから始めてみるというものです。これは友人のメンタリストDaiGoさんに言われて気づいたことです。 私の人脈づくりの話をしていたとき、DaiGoさんは、こう分析してくれたのです。 「古河さんは自分の知り合い中心に集めているでしょう。誰でもいいから誘っているわけではないですよね。自分の知っている人が参加しているので心理的安定性を確保しているから、たとえ参加者が100名になっても開催できているんですよ」
■まずは親しい人を誘って数人から たしかに私は初対面の人を誘うことはあまりなくて、知っている人に声をかけて、本人とその知り合いに参加してもらうことがほとんどです。 社交上手の「外向型人間」は、どんどん新しい人を開拓して、ワイワイと楽しく人の輪を広げていくことができるのでしょうが、私のような「内向型人間」はそういうことが苦手です。 でも、「内向型人間」には、内向型ならではの人脈の広げ方があります。 私の場合は、「親しい人から知り合いを紹介してもらい、『食事』を通して人脈を徐々に広げていく」ことだったのです。
人を集めるには「自分の好きなこと・得意なこと」をフックにするのが一番です。たとえば「ワイン好きの人でワインを飲む会をやろう」「クラシック音楽について語ろう」「広島出身者で集まろう」など。 こういうものは、たとえば「貸し会議室で集まろう」と言っても、誰も来ないでしょう。でも、とっておきのおいしい食事とおいしいお酒を囲めば、話が盛り上がること請け合いです。 食の力は絶大です。 店選びもコツがありますが、初心者はまずは誰にでも受け入れられやすい和食が無難だと思います。
その際、「行きつけの店」があればそこで開催するのがベストです。「内向型人間」は、自分のなじんだ環境で力を発揮できるからです。 最初は知り合いに声をかけて集まるだけでいいのですが、慣れてきたら知り合いに「友達を連れてきてほしい」と頼んでみましょう。そうやって少しずつ、無理なく会を広げていけばいいのです。 こういった店選び、人の集め方のコツが、私の言う「食事の戦略」なのです。 まずは親しい人を誘って数人から。気負う必要はまったくないので、気軽に今週末から始めてはいかがでしょうか。
古河 久人 :2万人以上と食事し「食事の力」で人をつなげる「スーパーコネクター」