パーマー、PKを“パネンカ”で決めた理由とは「ボールを置いた時点で…」 プレミアリーグ新記録の12回連続PK成功
チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パーマーが、PKの場面でパネンカを選んだ理由を明かした。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。 【動画】コール・パーマー(チェルシー)プレミアリーグ新記録のPK12回連続成功!全12本を振り返る チェルシーは現地時間12月8日、プレミアリーグ第15節でトッテナムと対戦した。試合は、トッテナムが5分にドミニク・ソランキ、11分にはデヤン・クルゼフスキと、早い時間帯に2点のリードを奪う。一方、2点差を追うチェルシーは17分、ジェイドン・サンチョの得点で1点を返し、そのまま試合を折り返す。 そして61分、パーマーがPKに成功して同点に追いつくと、73分にエンソ・フェルナンデスのゴールで逆転。84分にはパーマーがPKをパネンカで成功させ、チェルシーがリードを2点差に。90+6分にソン・フンミンのゴールで1点を返すが、チェルシーが4-3で逃げ切った。 パーマーはこの試合で2つのPKを決め、プレミアリーグでは12回連続でPKに成功したことになった。データサイト『Opta』によると、これはプレミアリーグ新記録とのこと。 試合後、パーマーはトッテナムとの試合を振り返り、2点差をひっくり返したチームの粘り強さを称えた。 「勝ち点3ポイントを獲得できたのはよかったけど、スタートは遅かった。チャンスがやってくることはわかっていたし、僕たちは勝つためにやり遂げた。2つのミスは馬鹿げていたけど、今となってはどうすることもできない。相手はミス以外であまりチャンスを作れなかった」 「チームの士気は最高だ。この調子を維持していきたいし、勝てるというのはいいことだ」 また、パーマーはPKをパネンカで成功させた場面をこう振り返った。 「ボールを地面に置いて後ろに下がった時点で、何をするか決めていた。試合終盤で、ちょっとクレイジーな展開だったから、とにかくやってみた」 「僕が加入する前の数年間、チェルシーは厳しい状況にあった。昨シーズンだって厳しい時期があった。でも、みんなが笑顔で楽しそうにしている。それがすべてだ」
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