ブルージェイズ、3年連続ゴールドグラブ賞の名二塁手ヒメネスを獲得 対価の若手野手は1日で2度のトレード移籍
◆ 3年連続ゴールドグラブ賞の名手がトレード移籍 現地時間10日、トロント・ブルージェイズがクリーブランド・ガーディアンズとのトレード成立を発表。アンドレス・ヒメネス内野手(26)とニック・サンドリン投手(27)を獲得した。 ベネズエラ出身のヒメネスは2020年にメッツでMLBデビューを飾り、翌2021年からガーディアンズでプレー。2022年には打率.297、17本塁打、OPS.837とキャリアハイの成績を残し、オールスターゲーム初出場も果たした。2023年にはベネズエラ代表としてWBCに出場。アメリカン・リーグ二塁手部門のゴールドグラブ賞を3年連続で獲得している。 今季は152試合に出場して打率.252、9本塁打、30盗塁、OPS.638という成績。昨季開幕前にガーディアンズと最長2030年シーズン終了時までの長期契約を結んでいたが、契約3年目を迎える前に新天地へ移ることとなった。 ブルージェイズはヒメネスに加え、2年連続60試合登板のリリーフ右腕サンドリンを獲得。対価として今季2年目のスペンサー・ホーウィッツ内野手、今夏ドラフト4巡目指名のニック・ミッチェル外野手をガーディアンズへ放出した。 そして、ガーディアンズは数時間のうちにパイレーツとのトレードを成立させ、獲得したばかりのホーウィッツを放出。今季7勝の右腕ルイス・オルティスと有望株投手2名を新たに獲得し、事実上の三角トレードにより計4選手を迎え入れた。 2度のトレードによりパイレーツへ移籍したホーウィッツは、2019年のドラフトでブルージェイズに入団し、2023年にMLBデビュー。今季途中からレギュラーに定着すると、97試合で打率.265、12本塁打、OPS.790を記録。2023年にはイスラエル代表としてWBCに出場した経歴を持つ。
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