共産党が「除名」「除籍」を乱発して元党員が怒りの提訴…元幹部は「党内のリーダーシップに問題があることは明らか」と指摘
志位議長の問題点
日本共産党中央委員会議長の変遷を見ると、野坂参三、宮本顕治、不破哲三の3氏が歴任した後、今年1月に志位氏が就任した。筆坂氏は宮本、不破、そして志位の3氏で比較すると、リーダーシップの差が歴然としていると指摘する。 「端的に言って、宮本さんや不破さんの悪口を言う党員はいませんでした。例えば宮本さんは毀誉褒貶が相半ばする政治家だったとはいえ、戦前の軍部独裁に公然と異を唱え、あの中曽根康弘さんが『敵ながらあっぱれ』と評したことは重要でしょう。宮本さんも不破さんも党員が喜んでついて行きましたが、志位さんの悪口を言う党員はいっぱいいます。選挙で負け続けていることから力量に問題があることは明らかですし、党員に対する包容力に欠けているためリーダーシップがなく、誰も付いてきません。その結果、志位氏は除名や除籍を乱発せざるを得ないというわけです」(同・筆坂氏) 註:〔共産党〕共産党を除籍、解雇された漫画評論家 「パワハラ的に問い詰められ…一方的に排除」と訴え(サンデー毎日:9月15日号) デイリー新潮編集部
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