「ちょうどいいスマホ」の新水準。急速充電やAI編集機能対応のOPPO Reno11 Aレビュー
最短48分で100%になる急速充電対応
実用的な特徴として、OPPO Reno11 Aは超急速充電に対応します。専用の充電器とケーブルを用意した場合は、最大67Wの急速充電が可能。スマホを100%まで充電するのにたった48分で済みます。 また、OPPO Reno11 Aは端末側もUSB-PDによる最大55Wの急速充電に対応しているため、標準規格のUSB-PD充電器を使えます。充電機器はメーカーの種類も幅広いので、好みに合わせて選べるでしょう。 急速充電をするとバッテリーがへたるのではないかという疑問が湧きますが、長く使ううえでの配慮もなされています。独自のバッテリー管理の仕組みがあり、動作する際の電池の消耗を抑えられるといいます。 なお、67Wの「SUPERVOOC充電器」は別売りです。7920円(税込)とお値段が張る製品ですが、USB-PDとも互換性があり、モバイルPCも充電できます。IIJmioでOPPO Reno11 Aを購入するユーザーには無料でプレゼントされます。
4万円台ながらAI編集ツール搭載
4万円台のスマホとしては珍しく、AIによる写真編集ツールを搭載します。発売当初からの搭載ではなく、7月のアップデートで配信されます。 「AIクリッピング」という機能で、Google Pixelの消しゴムマジックのように、選択した部分の一部を写真から削除して、何もなかったかのように埋め合わせることができます。 また、iPhoneが搭載するような、被写体を長押しするだけで白抜きにできる機能も備えています。LINEアプリなどに貼り付ければ“疑似スタンプ”として楽しめます。 PixelやiPhoneでは、これらの機能はオンデバイスで処理されますが、OPPOの場合はクラウドサーバー上で処理が行なわれます。この価格帯のスマホでこれらの機能を実現するために、OPPOがクラウドサーバーを用意した点では、ユーザー体験向上のための努力が感じられます。 背面カメラは3眼構成で、広角約6400万画素、超広角約800万画素、マクロ約200万画素。2倍ズームも画質劣化を抑えて撮影できます。インカメラは約3200万画素と高解像度です。