元衆議院議員・宮沢博行が語る「あの時は己の欲に負けてしまった…今後の活動はまだ白紙です」
「政治資金収支報告書への不記載については、かねてから謝罪して訂正するしか道はないと思っていました。女性問題のほうは身に覚えのあることですし、事実と相違がない限りは認めるしかない。言い訳ができない性分ですしね」 【画像】「記憶に、ございます」宮沢博行・元衆議院議員が語った 突撃インタビュー写真 国民を馬鹿にした議員を散々国会で見てきただけに、疑惑の追及を受けて宮沢博行氏(49)が放った「記憶に、ございます」という一言はやけに新鮮だった。 安倍派の政治資金パーティー収入の裏金化疑惑について「派閥から収支報告書に記載しなくて良いという指示があった」と自ら進んで暴露したかと思えば、緊急事態宣言発令下でのパパ活不倫とデリヘル三昧を女性側に暴露されたお騒がせ男が、議員辞職して3ヵ月が過ぎた。その潔い辞めっぷりが一部で”切腹辞職”と評された宮沢氏は今、何をしているのか。FRIDAYは彼の地元、静岡県磐田市に飛んだ。 「週刊誌が取材に来た時に下手な言い訳をして大変な目に遭った人たちをたくさん見てきて″みっともないな″と思っていたんです。そして、自分のところにもいつか来るんじゃないかという予感もあった。だから、直撃取材された時は腹を括ったんですよ。というか、″不祥事起こすなよ″って話ですけど(笑)」 パパ活不倫をしていた’21年は、宮沢氏は比例復活で4選を果たした年だ。 「次は小選挙区で勝つんだという思いで仕事を詰めすぎていた。エネルギッシュに働いていると、身体に活力が湧いてきて性欲も高まる。私はその欲に負けてしまったのです。今はしっかり休みを取っているから、過剰な欲を抑えられている。今日は紐パン、穿いてないですよ! 代わりに玉竿分離型(?)のトランクスを穿いています。と言っても、明日は紐パンで、トランクスと交互に穿くんですけどね。あれ、新事実発覚ですか?(笑)」 自身の妻には「今回のことは申し訳なかった」と謝罪し女性問題は許しを得たという。辞職後は無職の宮沢氏だが、そろそろ政界復帰を――と政治に話題を振ると、目ヂカラが数段強まった。 「自民党が厳しい状況に置かれているのは、リーダーの決断力とスピーチ力のなさが原因です。岸田文雄総理の会見とか、囲みを見ていると、何を言いたいのかサッパリわからない。これでは国民の皆さんに評価されない。自分の言葉で国の舵取りについて説明できるリーダーが現れなければ国家の危機は乗り越えられない」 ちなみに次期総選挙での立候補については「白紙です」とのことだが、政治の枠から離れることは考えていないという。 「この道に入った以上、政治の仕事に邁進していきたい。自民党の支持率がV字回復する可能性は非常に低いし、立憲民主党などのリベラル勢力には任せられないという声も多い。そうした中で、自民党を割って出る勢力による、新しい中道連立政権の選択肢もアリだと伝えていきたい。それが、私の当面の使命です」 パンツの紐ならぬ、兜の緒をガチガチに締め直して、政界と斬り結ぶ宮沢氏。切腹辞職男の覚悟、しかと見届けよう。 『FRIDAY』2024年8月9日号より
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