ビーチサッカー監督復帰のラモス氏が仰天プラン「物足りない選手ばかりだ」
「イランやイラク、UAE、バーレーンと強豪と呼ばれる国は、それこそ毎日ビーチサッカーの練習をやっている。イランの選手はヨーロッパのリーグ戦にも参加している。日本もようやくビーチサッカーをやる人が増えてきたけど、環境というか場所がない。ちゃんとしたものを作っていかないと」 だからこそ、来年に予定される次回ワールドカップ(開催国及び時期未定)で旋風を巻き起こし、注目度を浴びる必要がある。昨年のワールドカップで3位に入ったイランを蹴散らし、来年3月のアジア予選(開催国及びアジア枠未定)を突破するためのチーム作りを急ピッチで進めていく。 「アジアで再び優勝したいし、ワールドカップにも出て今度は決勝までいきたい。ただ、私の夢はそれだけじゃない。目の前にあることだけじゃない。ワールドカップに出るだけなら、他の監督を呼んだほうがいい。日本サッカー界のために、何とか役に立ちたい」 監督とゼネラルマネージャー、そしてプロデューサーを兼ねた頭脳をフル回転させながら、ビーチサッカーの認知度を一気に高め、日本サッカー界に還元していく青写真を描く。日の丸への重みを誰よりも感じるラモス氏の、愛してやまない日本への恩返しが始まる。 (文責・藤江直人/スポーツライター)